寒くなってくるとどのように寒さを避けていくかが課題となってきます。それにより仕事や生活がうまく進むかどうか、健康を守れるかどうかが変わってきます。衣服での調整が主な対策となりますが、その際に選択肢に入れておきたいのがフリースベストです。
様々なメリットがあることを確認して、自分に合ったものを購入してみましょう。
とにかく軽いのがメリット
フリース素材は通常の生地と比べて軽い点が大きなメリットとなります。着ていても重さが気にならないのは、作業などを妨げることがないために助かるものです。ある程度の厚さがないと防寒にならないことも多いですが、フリースはそれなりに厚みがありつつ、軽く仕上がっているので着ているときや持ち運ぶときの負担が少なく、利用しやすさにつながります。
大人はもちろんですが、お子さんも軽くて暖かいフリース素材は身につけやすいものです。こうした軽さはほかの素材にはない大きなメリットといえるでしょう。
袖のない形が動きやすさに
防寒用の衣服は重ね着をすることも多く、もたついてしまいがちです。ベストの形なら袖がなく、上に重ね着をしても動きやすくて身につけやすくなります。動き回るとき、作業するときなどは防寒と同時に動きやすさも確保したいものです。
もう一枚プラスしたいけれど動きを妨げないアイテムを選びたいときに、ベストの形は向いています。フリースのベストは曲げ伸ばしもある程度対応できる伸縮性があるので、ぴったり目のサイズでも比較的動きやすいです。
腕をよく使うときには長そでを重ねてしまうと動きにくくなることが多いので、こうした袖のないものを選んでみるのが良いでしょう。
色も豊富で趣味に合わせて選べる
ちょっと肌寒い時に身につけたい防寒アイテムでも、やはりおしゃれには気を配りたいものです。フリースはいろいろな色や柄のものがあるので、趣味に合わせて選ぶことができます。手持ちの服と合わせやすい色を選ぶのもよいですし、ファッションのポイントとなるような華やかなものを選んでみてもよいです。
同じ形でも色がたくさんあり好きなものを選びやすいので、ファッションを楽しむ感覚で選んでいきましょう。価格的にも安価なものが多くあるので、いくつか揃えてその時の気分や服に合わせて使い分けていくことも可能です。
楽しみながら防寒を実現していける点は大きなメリットといえるでしょう。
しわにならない点は持ち運びに便利
フリース製品全体の魅力として挙げられるのが、しわになりにくい点です。外での作業や旅行などの際には、常に防寒が必要な場合だけではありません。寒い時には身につけておくことが必要でも、室内や温かい時には不要になることがあり、バッグの中にしまっておくことも少なくないのです。
その時に、しわになりやすい素材の場合には丁寧にたたんで入れておいても、折りじわがついてしまうことがあります。急いでいるときにカバンに押し込んだらしわだらけになり格好がつかないこともあります。その点フリースならしわが付きにくいため、どのように運んでもすぐに着用することができます。
持ち運びをする機会が多い方は特にメリットを感じやすいのではないでしょうか。
乾きやすさにも優れている
防寒着が必要な時期は、洗濯もしづらいことが多いものです。良い天気でも気温が低く、なかなか洗ったものが乾かないこともあります。すぐに使いたいのに乾いてくれないのは大変です。フリースは比較的乾きやすい素材なので、気兼ねなく洗濯ができ常に清潔にしておくこともできます。
汚れやすかったり、首元などが肌に触れることが多かったりする場合にはまめに洗いたいものなので、こうした点は非常に役立ちます。素材によってはクリーニング店に持ち込まないと洗えないものがありますが、フリースは洗濯機で洗うことができるものがほとんどなので、クリーニング代も必要なく気軽に着用することができるのです。
普及が進んでいるから選択肢が多い
フリースは一般的にも衣服に多く使われている素材となりました。フリースベストも多くのブランドから様々な商品が出ています。だからこそいろいろなものの中から選ぶことができる魅力があるのです。ベストといっても様々な形があります。
重ね着に向いている襟がないシンプルな形のものから、ポケットなどが付いているもの、厚みがあって防寒機能が強化されているものなどそれぞれ特徴があります。安価なものもあれば、しっかりした造りの高価なものまであります。
自分が求めるものを探しやすい点でもフリースベストはおすすめです。
注意したい点も
フリースベストにはメリットが多いですが、若干注意したい点もあります。合わせるアイテムなどによっては静電気が起きやすいので、その点は注意しておきましょう。また、火の回りで使うときに、ちょっとした火花を浴びて、フリース素材が焼けたり溶けたりしてやけどなどにつながることがあります。
作業中に使うことが多いので、この点は十分注意しておきたいものです。また、素材の都合上毛玉などができやすく、すぐに劣化したように見えてしまうこともあります。気になるようであれば綺麗に毛玉をとったり、毛玉ができにくい加工がしてあるものも多いので、そういったものを選んだりしていきましょう。
状況に応じて適したものを
フリースベストには様々な商品があるので、使う場面や状況に応じて、適したものを選んでいくようにしましょう。肌寒い時にフリースベストだけを羽織るのか、それとも上に大きな上着を重ねるのかによっても必要な厚みが異なってきます。
場合によっては二枚重ねのものを選んだり、表に響かないような薄手のものを選んだりする必要があるのです。リバーシブルの物は一着で二つの着こなしができるので、そういったものを選んでいくのもよいでしょう。普段着の中に入れたい場合には薄手のもので色も目立ちにくいものを選びましょう。
持ち運ぶ機会が多いのであれば、たたんで収納できる袋などがあると持ち歩きやすくなります。使いたい状況を考えながら選んでみたいものです。
使いやすいフリースベストを活用しよう
フリースベストはちょっとした防寒から本格的な防寒まで広く生かすことができるアイテムです。ベストはデザイン的にはシンプルなものですが、フリースの色や柄が豊富なことから様々なものから選んでいくことができます。
これから何か防寒アイテムをプラスしたい方は、是非使いやすいフリースベストをチェックしてみましょう。