子供はすぐに成長して服が着られなくなることを考えると、コートやダウンさえあれば防寒用のベストは必要ないと判断してしまう方もいます。しかし子供の防寒用のベストならではのメリットがあります。ベストならではのメリットを押さえながら、適した形で子供用の防寒ベストを活用できるようにしましょう。
メリットを活かして使うことが大切です。
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ベストなら体温調節がしやすい
子供用の防寒グッズは、コートやダウンなどの長袖のものがあれば、わざわざ袖がないベストを購入する必要はないと考えている方も多くいます。しかしベストを活用すれば、体温調節がしやすくなります。子供は大人よりも、温度変化の影響を受けやすく、寒い日には体調を崩してしまうリスクもあります。
そこでコートの下に1枚ベストを着用させるだけで、暖かく感じられます。また暑くなったときは、ベストを1枚脱ぐだけなので、体温調節が手軽にできます。
子どもが脱いだときに荷物にならない
子供が暑いと感じて上着を脱いだとき、長袖のコートやダウンなどは親の荷物になります。買い物帰りなどの別の荷物があるタイミングで子供の上着が荷物に増えると、邪魔と感じてしまうこともあるでしょう。ですがベストの場合は、袖がないため子供が脱いだ後も長袖のコート類と比較すると邪魔になりません。
外出先で気温が下がったときに備えて、防寒用に1枚持ち歩きやすいというのもベストならではのメリットです。
脱ぎ着させやすいのもメリットの1つ
外出先で子供が暑がったとき、長袖の上着だと脱がせるのに苦労することもあります。ですが袖がないベストなら、脱がせるときの負担が減ります。脱がせやすいだけではなく着せやすいという特徴も押さえておきましょう。
特に外出先では、荷物がある状態で脱ぎ着させなければならないこともあります。荷物がある状態でも、脱ぎ着させやすいベストなら時間をかけずに着替えをさせられます。
チャイルドシートに乗せやすい
小さな子供をチャイルドシートに乗せようとしたとき、ダウンを着せたままだとシートベルトが留めにくいなどの経験をした方もいるでしょう。特に長袖のモコモコしている上着だと、着せたままの場合にはチャイルドシートに座らせにくいケースが見られます。
しかし薄手のベストであれば、着せたままでもチャイルドシートに座らせやすくなります。また、車内が暖かいようなら、さっとベストを脱がせてチャイルドシートに座らせることも容易です。
抱っこしたときにモコモコしない
小さな子供の場合、外でいっぱい遊んで疲れたら帰りは親が抱っこすることもあるでしょう。抱っこするとき長袖のモコモコした上着を着せていると、抱っこやおんぶがしにくいと感じる場合もあります。長袖の上着の素材によっては、抱っこするときに滑って危ないと感じるケースも見られます。
ですが薄手のベストなら、モコモコしていると感じにくく、滑りにくいように素材も工夫して選べば抱っこがしやすくなります。
袖がないから子供も動きやすい
子供の防寒対策にベストを選ぶことで、子供自身が動きやすいというメリットもあります。長袖の上着をして着ぶくれしてしまうと、動きにくいと子どもが感じることもあるでしょう。また動きにくさが原因でケガをする可能性もあるので、動きやすい洋服を選ぶことが大切です。
またお下がりなどで大きめのサイズの服を着せるとき、長袖の服だと袖が邪魔になる場合も見られます。ですが袖のないベストは、多少サイズが大きめでも動きやすくなっています。
さまざまな素材のものが販売されている
実際に子供の防寒対策にベストを選びたいときのポイントの1つが、どのような素材のものを選ぶのかという点です。フリースやニット、ダウンなどさまざまな素材のベストが販売されているため、好みの素材のベストを購入できます。
素材選びで迷ったときには、季節や肌触りなどに注目して選ぶことも大切です。特に肌が弱い小さな子供の場合には、肌触りの良さを重視して選びましょう。
首と肩を覆っているので防寒対策になる
袖がないベストだと、防寒対策としては不十分と感じる方もいるでしょう。確かに長袖タイプの上着のほうが暖かいと感じやすくなります。しかしベストは、袖がないといっても防寒対策で大切な熱を逃しやすい部分をしっかりと覆うことができます。
熱を逃しやすい部分である肩と首の両方を覆えるタイプのベストを選ぶことで、袖が無くても防寒対策としての役割を期待することが可能です。
また防寒対策をしたいなら、厚手のもの1枚より薄手のものを複数枚着たほうが効果的なこともあります。
ベストであれば、何枚も重ね着させても子供の負担が少なく、暖かい状態をキープしやすくなります。
ぴったりサイズは動きにくいこともある
子供用のベストを購入する際に注意が必要なポイントの1つが、小さいサイズのものを選ぶと動きにくいという点です。サイズが大きいと防寒対策の効果が低いという思いから、ぴったりサイズのベストを選ぶ方もいます。
しかしぴったりサイズのベストを選ぶと、重ね着をしている場合は子供が窮屈な思いをして動きにくくなるかもしれません。少し大きめのサイズのベストを選べば、重ね着しても動きやすくなります。また大きめのサイズなら、長く着せられるというメリットもあります。
さまざまな価格帯の商品が販売されている
子供用のベストはさまざまなお店で販売されていて、販売店によって価格帯にも違いがあります。子供の成長に合わせて買い替えやすい比較的安いお店を選ぶこともできれば、素材などにこだわった少し高めの金額のものを買うことも可能です。
予算や使われている素材などに注目しながら、どのようなベストを購入するか決めましょう。
子供優先で選ぶことを忘れずに
子供服を選ぶとき、大人が見た目の可愛さなどに注目して選んでしまうケースも多く見られます。しかし大人が可愛いと思った服でも、子供にとっては動きにくい、蒸れやすいなどの問題点があるかもしれません。大人の印象だけで選ぶのではなく、子供が動きやすい服なのか、汗をかいても蒸れにくいかなどの点に注目することが大切です。
特に防寒用のベストは蒸れやすいこともあるので、蒸れにくさに注目して選ぶことも忘れないようにしましょう。
なぜ防寒にベストがいいのか
子供の防寒対策にベストが優れている理由には、脱ぎ着させやすく体温調節がしやすい、子供が動きやすいなどのポイントがあげられます。また袖がなくても、熱を逃がしやすい肩と首を覆えるベストなら防寒効果が期待しやすくなります。
素材や価格の異なるさまざまなベストが販売されているので、子供に合ったベストを選んで活用しましょう。